テクノ和尚の脱ニート宣言

会社をクビになったボクが、どうやったら“最強”になれるのかひたすら考えるブログです。

【ダメ小学生】正直を言うと怒られる

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子供の頃からずっと怒られてきました。

高校生のときの先生からは、

 

お前は人を怒らせる天才だな

 

と、言われました。

 

どういうときに怒られるのかと言えば、

 

正直なことを言った時

 

なんです。

 

だから、今までばかりついてきました。

 

正直な事なんて言ったらまた怒られるからです。

 

小学校のときのエピソードをひとつ。

 

小学校の冬休み。

 

住んでる四国から、親戚のいる東京へひとりで遊びに行く事がありました。

 

親戚の叔父や叔母に東京タワーに上ったり、浅草へ行ったりと、いろいろ連れて行ってくれました。

 

一週間程お世話になった後、飛行機で四国へ帰り、飛行場まで父が迎えに来てくれました。車の中で、父と会話

 

父「どうでえ?楽しかったか?東京。」ボク「うん、すごい楽しかった」

父「ほうやろ? まあ、でもゼニかかるよなあ」

ボク「うん?」

父「ココ(四国)みたいな田舎では自然もいっぱいあるし、

 ゼニ使わんでも十分おもしろいもんいっぱいあるけど、

 東京なんか行った日にはゼニ使わんとどっこも行けんし、

 なーんちゃおもしろないで?

 

ボクは父の意見に共感しました。

 

確かに、東京でお金を使わない日はありませんでした。

でも、それだけ楽しかったです。

 

後日、冬休みの思い出を作文に書く授業が学校で行われました。

 

ボクは父の言葉をそのまま作文にしました。

 

四国ではお金を使わなくても、おもしろいものはあるけど、

 東京ではお金を使わなければおもしろくないなあと思いました。

 

 

正直な人

正直な人

 

 

 

そのまた後日、担任の先生が家庭訪問してきました。

そして、母がこっぴどく先生にお𠮟りを受けていました。

 

お宅の教育はどうなってるんですか?」「こんな生徒は初めてです

 

とか母はいろいろ言われたみたいです。

 

当然、母からめちゃめちゃ怒られ、作文は書き直す事になりました。

 

東京タワーは高くてとても怖かったです』とか

浅草は人がたくさんいて、お祭りでもやってるのかなあと思いました

 

と、いかにも小学生が書きそうな事を書きました。

ボクは『普通の小学生』を演じたのです。

 

すると、担任の先生は

「そうそう。大変よく出来ました。

 素直に感じたまま書けばいいのよ

と教えてくれました。 

 

ボクは「はい、わかりました」と言いながらも、

こんなの全然素直じゃない

と心の中で叫びました。

 

世間一般で言う『素直』というのは、

いかにも子供っぽく、無難な事』だと

ボクは教わりました。

 

ボクが本当に素直に感じる事は駄目とされ、

共感する事、感じる事を言うと、

ことごとく怒られ続けました。

 

花火大会で花火を見た日には、

カナブンが爆発したみたい」と言うと怒られました。

 

社会科見学でテレビ局へ行った時、

アナウンサーの女性に

給料いくらですか?」と質問すると怒られました。

 

ボクが知りたい事、正直な感情をむき出すと必ず怒られ続けてきました。

 

そして、いつからかこう思うようになりました。

 

無難こそ正義

 

ボクが面白くない、つまらないと感じることこそ

正義であり、正解なのであるのです。

 

嘘の感想を言えばたいてい「テクノ君は想像力豊かだね。よくできました」と褒められました。

 

オレの想像はこれじゃねーよ!!!

 バーーーーカ!!!

 

個性が大事と学校では言うが、個性なんて出した日には大バッシングを受ける事は

必至なのです。

 

まあ、結局何が言いたいかと言えば、

ボクは今東京に住んでいます。

今、金欠で大ピンチで今月乗り切れそうにありません。

 

東京ではゼニがないと面白くない!!

だから誰か〜〜〜!お金ちょ〜〜〜〜だ〜〜〜〜〜〜い!!!!

 

これがボクの正直な言葉です。

 

お金がない! DVD-BOX

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東京

東京