ニートは人一倍プライドが高い!? 〜世の中に必要とされてないことを思い知らされた恐怖〜
何しろ、根がニートなんだと思います。今は仕事してますが、このゴロゴロ生活が、僕の本質なのです。
ニートの頃はなにをしていたかというと、毎日アニメを見ていました。典型的な過ごし方です。毎日、ハルヒとか、けいおん!とか、日常とか、ありとあらゆるアニメを全話一気見して、「よーし! 俺妹全話潰したぞ!」と、全話見る達成感のみで、過ごしていました。ハルヒのエンドレスエイトも全部見ましたね。同じ話が作画だけ変わって8回繰り返すやつです。「ふーっ、結構見るのきついな〜」とかつぶやきながら。
夕方4時に起きて、コンビニで飯買いに行って、パスタ食いながらアニメ見て、朝6時くらいに、「あ〜、神のみおもしれ〜」なんて背伸びして就寝。で、また4時に目が覚めます。たまに昼頃目が覚めて、いいとも見て、「タモさん大変だな〜毎日」とか言いながら、二度寝。部屋は弁当カスとティッシュとビニール袋で埋れ、掃除する気力もなし。
バイトもやる気になれませんでした。
会社クビになり、自分の存在を否定され、世の中に必要ない人間と思い知らされ、何をやったってダメなんだと、かなり落ち込みました。今思い返すと、あの時は本当にプライドが高かったんだなって思います。自分が世の中で必要されてないからとかって、何様だったんでしょうか?
なんでもやればいいんです。日雇いでもベルコンでも。そこから始まるんだと思います。そこを「俺にはかっこ悪い」「ダセえ」とか逃げてるとダメなんです。ゼロのニートよりも1のフリーターの方が、ゼッタイ偉いんです。
僕もいつかはまたニートに戻ることがあるかもわかりませんが、しょうもないプライドは捨てて、その時またなんでもやるプライドを持とうと思います。