【映画】『トランス』の3つの魅力
まずオープニングかっこいい
初期のトレインスポッティングの時からの、
監督のカット割りのセンスは健在です。
主人公がオークション会場での防犯対策を語りながら、
着々と準備を始める窃盗グループ。
どんどんと落札されていく美術品。
ガス缶が投げられ、会場が煙に包まれるとともに、
音楽とテンポのいいカット割りで、気持ちのよい強奪劇が繰り広げられます。
このオープニングで、ボクはもう大満足。
後はどんなにつまらなかろうが、
別にお腹いっぱいなのですが、
内容も良いんです。
主要3人の人間観察の面白さ
主人公(ジェームス・マカヴォイ)が絵画を何処に隠したかを記憶を取り戻すために窃盗グループのリーダー(ヴァンサン・カッセル)が彼の記憶を取り戻すために催眠療法士(ロザリオ・ドーソン)を使って思い出させそうとします。
この3人。
どこまでお互いの事を知っているか、観客にもわかりません。
人間同士の探り合い。騙し合い。
これを登場人物と共に体験する事ができ、
心震えます。
しかし、『ラスト、衝撃の結末が…』
とかいうあおりは本当に辞めてほしいですね。
ボクはたまたまそういう広告を観ないまま
劇場に入る事が出来たので良かったのですが、
そういった広告を目にした後、観たのでは、
期待値が高めに設定されるため、
良い作品でもがっかりするんだろうなって思います。
何も知らずに入ったボクはラッキーでした。
ロザリオ・ドーソンのセクシーボディ
そして、何よりこの映画のお得なのが、
ロザリオ・ドーソンの全裸。
さらに『パイパン』が観れるという点。
すごい綺麗なんです。
これこそが、この映画の最大の見所なんです。
ていうか、ボクはこの女性。
この記事を観るまでずっとハル・ベリーだと思ってました。
色黒の美人と言えばハル・ベリー。
ボクはその先入観にずっととらわれ続けていましたが、
ハル・ベリー並の美人がいるとは先入観ショック!!!
つうか、このロザリオ・ドーソンって誰やねん
と思って調べてみたら、
『メン・イン・ブラックⅡ』で宇宙人とツイスターやってた
女の子だったという事がわかりました。
いやー、随分と垢抜けたなーって思いました。