テクノ和尚の脱ニート宣言

会社をクビになったボクが、どうやったら“最強”になれるのかひたすら考えるブログです。

【日記】iphone保護シート奮闘記 〜飼い犬に手を噛まれるとはこの事か〜

はい、テクノ和尚です。

ブログ書いて行きます。

 

給料も出た事だし、ちょっと高い買い物でもしようとドン・キホーテへ行きました。

 

前から目を付けていたのが、これ。

 

f:id:technooshow:20130727144422j:plain

 

iphoneの保護シート。

店ん中で一番ええやつ。

商品棚の横には、保護シートの強力性をアピールするiphoneがバイクで引きずられるVTRがエンドレスで流れていました。

 

「これや!」

 

僕が最初に買った保護シートは、すぐはがれてしまい、はがれたら貼り直す。はがれたら貼り直す。を繰り返していたので、だんだんと気泡と埃が張り付き、画面がゴミまみれの草間彌生風味になってしまっていたので、これで新品同様になるなと定価2880円を支払い、店を後にしました。僕にとっては少し高い物でしたが、いい買い物をしたなと思いました。

 

家に帰るや否や、べッドに座り、メガネふきでiphoneを磨き、保護シートの箱を開け、いざ勝負であります。ここは、一人の男と一人のシートの真剣勝負なのであります。保護シールを貼る間、気泡が入ってはいけないのはもちろん。あまりにも時間をかけてやってしまっても、空中に浮遊している埃がシートに付着し、本体とシートの間に埃が入ってしまう状態になるのです。つまり、雑にやってしまっても、慎重になりすぎても駄目だという事です。

 

ここで勝たなければ、気泡が入ったままのiphoneでまた過ごさなくてはなりません。上司や友達からまた「テクノのiphone糞汚ねーーーwww」と笑われる日々がやってくると思うと、負けられないのです。もうあの頃には戻りたくない! 否、戻らない!!!

 

一度深呼吸をしたあと、いざ本番!

 

まずは本体のサイドの部分から貼って行きます。ボタンとボタンとの距離感を意識しながら、貼っていきます。ここでずれると、シートとボタンが重なってしまい、シートと本体の間からまた埃が侵入してしまう無惨な結果を生んでしまうのです。慎重ながらもスピーディーな操作で、なんとかサイドシートに貼る事に成功! 残すのは、画面と裏面のシートのみです。

 

どちらかと言えば、画面側の方が重要。しかし、ここで裏面から先にやらないのが玄人。まだ集中力が最大限に残っているうちに画面の方からやる事にします。まずは新品のクロスで画面を磨きました。何度も何度も丁寧に。そして、余っているシールでペタペタと画面へ貼りはがしを繰り返し、極限の状態まで埃をとります。そして、いざ本番!中央大ボタンとカメラレンズとスピーカーの位置を確かめながら丁寧に貼って行きます。本体に貼ったシートの上から付属の厚手の紙で何度もこすり、気泡を隅々まで抜いて行きます。そして、なんとか、極限の状態までシートを貼る事に成功しました。

 

勝った…!

 

僕は男の勝負に勝ったのです…!

 

しかし、安心するのはまだ早いです。まだiphone裏面側が残っています。いわゆるリンゴのマークがあるほうです。これをおろそかにしては、macユーザーの名が廃るほかありません。裏面が成功するまでが勝負なのです。まだ安心してはいられないのです!!

 

先ほどと同じく、裏面もクロスで磨き上げ、余ったシールの作業をし、最大限の境地まで埃をとります。心無しか、リンゴのマークがきらりと光り、脳裏にはスティーブ・ジョブスがうなずきながら微笑んでいる顔が見えました。

 

スティーブ・ジョブス「テクノ君、下準備はばっちりだ。あとは君の心の揺らぎがなければ必ず成功するよ。貪欲なまでに勝ちにこだわれ。stay hungry. stay foolish.だ。」

 

テクノ「はい!ジョブス!!」

 

ジョブスからの言葉を胸に、そーっと本体にシートを貼って行きます。貼り終えたあと、れいのごとく厚紙で気泡を抜いていきます。ようやく作業が終わり、一息つき、ベッドにiphoneを置き、僕自身も横になり天井を仰ぎました。

 

勝った…。完全に勝ったのです…。

 

僕はもう一度iphoneを手に取り、あまりにも美しい保護シートの貼り方に惚れ惚れしました。画面には一ミリたりとも気泡も埃も入っておりません。僕は画面にタッチし、見違えったiphoneに買った当初を思い出し、ワクワクしました。

 

いやー、いい仕事したなーと、何気なくiphoneを裏向けた瞬間…!

 

僕はこの上ない衝撃的事実に思わず背筋が凍りました。

 

なんと、裏面のiphoneのリンゴマークのど真ん中に、ビッシリと一本の縮れ毛が入っていたのです。それは、紛れもなく、陰毛なのです。

 

「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

陰毛がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

僕は陰毛を指で擦りましたが、とれません。シートとiphone本体の間に入っており、いつの間に侵入したのでしょうか…。これをとるにはもう一度シートを剥がすしか残された道はありませんでした。しかし、それにはまた埃が入ってしまう恐れがあります。

 

気泡、埃を諦めるか、

陰毛を諦めるか…!

 

僕は間髪入れず気泡、埃を諦めシートをもう一度剥がし、陰毛を抜き取ろうとしました。しかし、シートにみっちりと張り付いており、指でつまむのに、何秒もかかりました。ようやく陰毛を抜き取り、シートを本体に貼り直した頃には、時既に遅しでした。空中に浮遊している埃がシートの静電気に集まり、本体に貼った頃にはびっしりと埃が張り付いてしまったのです。

 

あぁ…。

 

僕は落胆せざるを得ませんでした…。

 

完全な敗北を味わいました…。

 

普段なら僕の体に住みついている陰毛に邪魔されるとは…!飼い犬に手を噛まれるとはこの事です…。次やるときは近くに陰毛がないように、アンダーヘアをしっかり処理してから臨みたいと思います…。