テクノ和尚の脱ニート宣言

会社をクビになったボクが、どうやったら“最強”になれるのかひたすら考えるブログです。

『タモリ論』の中で語られる『フジテレビの葬式』

はい、テクノ和尚です。

毎日ブログ書いてます。

 

先日、ネットでも話題沸騰中の「タモリ論」を読みました。
僕自身、タモさんのことがすごく好きで、昔の番組をいろんな形で観たり、
タモさんの生い立ちやデビューに到るまでの経緯をWikipediaで観たりと、
浅い知識ながらタモラーのひとりです。(そんな言葉はないが…)

しかし、いざ本を読んでみると、予想以上のおもしろさで、自分の知っているタモさん知識と照らし合わせながら、2時間くらいで一気に読む事ができました。


中でも、僕が衝撃を受けた表現がひとつありました。
たけし論とさんま論が終わった後、話題はBIG3に移ります。
BIG3とは、たけしさん、さんまさん、そしてタモさんの3人を意味しますが、
2012年の27時間テレビの名物企画『さんま中居の今夜は眠れない』内で3人は
10余年ぶりに揃います。
夢の3ショットに視聴者の誰もが喚起したはずです。

しかし、著者はこの3ショットを

『フジテレビの葬式』

と表現していました。

それは、27時間テレビの元となった番組、『夢列島』から25年、
現在のテレビスターのトップは移り変わりなく、ずっとこの3人のままであり、
フジテレビから25年もの間、彼らに変わる新たなスターが発掘できなかったのです。

それは、急速に進歩していた従来の『テレビ』はそこにはなく、
『テレビ』が完全に進歩がなく終わったメディアであることを象徴しているという意味だと思います。あの歴史的瞬間をこんな切り口で表現したかと感心せざるを得ませんでした。

また、いつか僕の『タモリ論』を語ろうと思います。
その前に、ネットでは有名なテレビのスキマさんの『タモリ論』をまとめた著書が出ることを切に長うテクノなのでした。